ガンに負けないように 食物繊維 や発酵食品を摂って腸内環境を整える

 

免疫力と整腸に関する情報です。

免疫は体の自然な治癒力

免疫とは「疫(病気の意味)を免れる」という意味で、文字どおり体を病気から守るしくみです。
免疫は風邪のようなウイルス性の感染症はもとより、ガンをはじめ多くの生活習慣病にも関わっていることがわかってきています。

体の中では、日々、食物や紫外線、ストレス、ウイルスなどによって遺伝子が傷つき、ガン細胞ができています。しかし、すぐにガンが発育せずにいるのはなぜでしょう。それは食物から得られる健康効果などのほか、自身の免疫細胞がガン細胞を監視してやっつけてしまって、ガン化を抑えているからです。

免疫のしくみは誰にでも備わっているものですが、その能力には個人差があります。しかも同じ人でも食生活やストレス、季節などに応じて免疫力が変化しやすいものです。免疫力が高ければ健康を維持しやすく、低ければ病気にかかりやすくなるのです。体の外側からやってくる「悪者」をはねかえし、体の内側からできてしまう「悪者」もやっつける力が免疫力です。

まいたけ ( きのこ類 )は 食物繊維 が豊富で 免疫力 をアップさせる食品

まいたけ ( きのこ類 )は 食物繊維 が豊富で 免疫力 をアップさせる食品

免疫をつかさどる腸を快調にする

免疫は、血液や血管、骨髄やリンパ節、腸といった全身の臓器が協力しあって成り立っています。そして、そのなかでもっとも大きな割合を占めているのが腸なのです。

腸には腸内細菌と呼ばれる膨大な数の菌がすんでいます。大きくふたつに分けると、ひとつは乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌、もうひとつはウェルシュ菌やブドウ球菌などの悪玉菌で、これらは天秤のように釣り合って存在しています。さらに、善玉菌と悪玉菌のどちらか優勢なほうに味方をするかたちの 日和見菌(ひよりみきん)という菌も存在します。

善玉菌は発ガン物質を無毒化したり、ガンの発生そのものを抑制するなどの作用をもっています。そのうえ、ウイルスなどの有害なものから体を守る免疫システムの能力を上げてくれる効果が非常に高いので、腸内の善玉菌の割合を増やすことが免疫力アップにつながります。

発酵食品や 食物繊維 で善玉菌を増やす

現代人の食生活では肉や脂肪の摂取が多く、偏食のある人は悪玉菌が増えやすい状態です。しかも善玉菌のえさになる 食物繊維 が少ない食生活では、ますます善玉菌が少なくなりがちです。また、日々の排便でも善玉菌は排出されるので、悪玉菌の割合が増え、腸の老化が進んで免疫力も落ちやすくなります。便秘や下痢をくり返したり、おならが臭く感じるようになったら、悪玉菌が増えてきているシグナルです。

善玉菌を増やすには、毎日ヨーグルトや納豆のような発酵食品、乳酸菌飲料などをとることがおすすめです。ヨーグルトならミニカップ 1 ~ 2 個、乳酸菌飲料ならミニボトル 1 ~ 2 本が目安です。このほか、野菜や海藻類、きのこ類から 食物繊維 をたっぷり摂って、善玉菌をバックアップしてあげましょう。

食物繊維 には発ガン物質を体外に排泄する作用もあるので、ガン予防に、より効果的です。毎日しっかり食べてしっかり出して、善玉菌を増やして腸内環境を整えることが大切です。

大腸ガンも防ぐことができる 食物繊維

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免疫力を支える 食物繊維 や ミネラル が豊富な海藻類

 

免疫力を支える 食物繊維 や ミネラル が豊富な海藻類に関する情報です。

みなさんは海藻類を普段からよく食べているでしょうか? お味噌汁に入れたり、佃煮にしたり、和えものにしたり、サラダに入れたりと、ご飯のお供にとても活躍してくれる海藻類。
食用の海藻というと、昆布、ワカメ、もずく、ひじき、あおさ、テングサなど、いくつもの種類があります。私たちが普段の食事で目にする海藻類はそれほど多くはありませんが、実は、食用のものだけを見ても100 種類以上あるといわれています。

海藻類には 食物繊維 とミネラルが豊富

海藻類には 食物繊維 とミネラルが豊富

水溶性の 食物繊維 「フコイダン」 が免疫力をアップさせる

海藻類には 食物繊維 が非常に多く含まれていて、便の水分量やカサを増やして腸の掃除をしてくれます。便秘解消に役立つほか、エネルギーが低いので肥満も予防します。そのうえ、体の免疫機能を支えたり、そのパワーを高めるための栄養成分が豊富です。

海藻に多く含まれている 食物繊維 は、水溶性食物繊維です。 フコイダン や アルギン酸 という水溶性食物繊維の一種の栄養成分です。海藻特有のあのネバネバした成分ですが、特に昆布には多く含まれていることがわかっています。 フコイダン には、細胞を活性化させて、風邪をはじめとするウイルスに対して免疫力を高める働きがあります。 アルギン酸 には、胃腸の調子を整えて、便をやわらかくし排便を促す働きがあります。さらに、血圧を下げて、血中コレステロールや血糖値の上昇を抑える効果もあるといわれています。

ミネラル類が細胞を守り ガン の発生を防ぐ

昆布を例にあげると、海で育つ昆布は海中のミネラルを吸収し、人間にとって有害なものは吸収しない特徴があって、昆布のミネラルは、ほかの食品に含まれるミネラルと比べて体内への消化吸収率が高いのです。カルシウムやヨウ素といったミネラルが豊富に含まれます。

セレンや亜鉛、ヨウ素などのミネラル類は、不足すると発ガンの可能性が高まる成分も多く、これらは一部のガンへの抑制効果があることが実験でわかってきました。海藻類に特有のカロテン類の一種であるフコキサンチンには、強力な抗酸化作用があり、ガンの発生を促すリスクから細胞を守る働きがあります。さらに、動物実験では腫瘍の増殖が抑えられたことが確認され、ガン細胞の増殖速度の低下や停止をさせる効果によってガンを予防することが期待されています。

 

海藻といえばフコイダンですが、ガンを消滅へと導くフコイダンでも海藻類の強力な抗ガン作用について紹介されています。

大腸ガンも防ぐことができる 食物繊維 はこちら

その6、食べ物からビタミンと繊維質( 食物繊維 )のものを多く摂る

 

ガン予防 のために毎日の食事でしっかり摂っておきたい ビタミン と 食物繊維 に関する情報です。

ビタミン 食物繊維 を積極的に摂ろう

ビタミン 食物繊維 を積極的に摂ろう

緑黄色野菜をしっかり摂る

緑黄色野菜をはじめ、野菜や果物類にビタミンや繊維質( 食物繊維 )が豊富に含まれていることはよく知られています。ビタミン類は、体の中で潤滑油のような働きをしています。なかでもビタミンA 、ビタミンC 、ビタミンE は、免疫力を高める効果のほか、遺伝子や免疫細胞を傷つける活性酸素の害を抑える強力な抗酸化作用をもっています。
これらはガンの発生を防ぐ働きとして活躍しているのです。緑黄色野菜に豊富な β-カロテン (必要に応じて体内で ビタミンA に変わる) は、一緒に含まれるカロテン類、ポリフェノール類などとともに、発ガン促進物質の効力を弱めてガンの発生を防ぐ作用があると動物実験で認められています。また、カロテン類やビタミンA を豊富に含む食品を多く食べることで、一部のガンにかかりにくくなることが知られています。

ほうれんそうの β-カロテン が発ガンを抑制

ビタミンC は、コラーゲンの合成を促進し、体内での発ガン物質の生成を抑制する働きをもっています。コラーゲンには、細胞同士をがっちり固めてガンの侵入を防いだり、免疫力そのものを高める作用があります。そして、ビタミンE は、活性酸素の害から体を守る効果があります。ビタミンE はビタミンC との相乗効果でさらに強力な抗酸化作用を発揮するのです。

ブロッコリーに含まれるカロチン、ビタミンC 、ケルセチンがガンを抑制

これらのビタミン類は、世界がん研究基金による「がん予防のための提言」で「提言内容を守れば栄養補助食品( サプリメント ) を摂取する必要はない」とされています。最近では野菜・果物類に含まれる抗酸化作用よりも、発ガン性物質を解毒する酵素を活性化する成分が多く含まれているので、ガンのリスクを下げるのではないかともいわれています。

繊維質 ( 食物繊維 )もじゅうぶんに摂る

食物繊維 は、消化しにくい成分の総称です。腸の掃除役で、発ガン性物質など有害な物質を体外に排出したり、腸内の善玉菌を増やす効果などがあります。また便通が良くなるため、便が腸内にとどまる時間が短くなり、腸内にある発ガン物質の濃度を薄めるとされています。 食物繊維 は穀類、いも、豆、野菜、果物、海藻などに多く含まれています。

大腸ガンも防ぐことができる 食物繊維 この記事からもわかるように、 食物繊維 を多く摂って腸内をきれいにしておくことで、大腸ガンの発生を防ぎやすいのです。

特に海藻、野菜、きのこ類はエネルギー( カロリー ) が低い食品が多く、適切な体重を維持するためにも役立ちます。

ガンは予防できる『がんを防ぐための12カ条』 はこちら

大腸ガンも防ぐことができる 食物繊維

整腸作用のある 食物繊維 と大腸ガンに関する情報です。

食物繊維 は整腸作用など私たちの身体の中で有用な働きをすることが注目され、第6 の栄養素とも言われ、その需要性が声高に叫ばれています。免疫力とも深く関係している腸内細菌のエサになる 食物繊維 です。食物繊維 には、水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維の 2 種類があります。

このサイトでも ガンは予防できる『がんを防ぐための 12 カ条』 の中の その6 で 食べ物から適量のビタミンと繊維質( 食物繊維 )のものを多くとる ということで 食物繊維 を多く摂ることが良いと紹介していますが、改めて 食物繊維 の重要性を紹介したいと思います。

昆布などの海藻類にも 食物繊維 が豊富

昆布などの海藻類にも 食物繊維 が豊富

食物繊維 をたくさん摂って腸をきれいにしておくと大腸ガンを防げる

1940 年代頃からアフリカの地で医療活動をしていたイギリスの医師 トロウェル博士 は、アフリカの人々に大腸憩室症や大腸ガン、糖尿病、動脈硬化症などの先進諸国の人々に多く見られる疾患が少ないのは、 食物繊維 の摂取量が多いからではないか、という見解を示しました。それによると、アフリカに比べてスコットランドでは 10 万人あたりの大腸ガンの発生率は 10 倍以上になっていました。 食物繊維 の摂取量を見ると、アフリカ人の 1 日の食物繊維摂取量はスコットランド人の 4 倍多く、さらに 1 日の排便の量が、西ヨーロッパの人々に比べ、同じように 4 倍多かったのです。これは、 50 年近く前のデータではありますが、 食物繊維 を摂ってしっかり便を出すことで、大腸ガンになりにくいと考えられます。

良い便を出すために 食物繊維 をたっぷり摂る

食物繊維 とはヒトの消化酵素で分解されない食物中の成分のことで、大別すると、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維になります。 食物繊維 はいずれも大腸の中で発酵・分解されると、善玉菌であるビフィズス菌などを増やすため、腸内環境が良くなります。良い便を出すためには、 食物繊維 がたっぷり入った食品から、不溶性と水溶性の 食物繊維 をどちらもバランス良く摂取したいものです。

ただ、以前と比べ、近年では日本人の食物繊維摂取量は減少してきていることがわかっています。特に穀類からの割合が減っています。日本人の食生活が欧米化したことで、肉や乳製品の摂取が増えたり、パンを食べるようになり米の摂取量が減ったこと、雑穀を食べなくなったことも原因のひとつです。

食物繊維 は、先に書いたような 大腸ガン だけでなく、心筋梗塞、糖尿病、肥満といった生活習慣病の予防にも役立つことがわかっています。なかでも生の野菜や果物は、 食物繊維 のほかに 酵素 も摂ることができる優れた食材です。

食物繊維 を豊富に含む食品を摂って腸内環境を整える

健康な身体で過ごすために、これから紹介する 食物繊維 の多い食品をたっぷり摂りましょう。日本人の現在の 食物繊維 の摂取不足は深刻なものです。もしかして摂りすぎかな? と思うくらい食べても、実際にはまだまだ足りないという量だと考えてよいでしょう。

食物繊維 は、基本的には次のような食品に含まれています。

  1. 海藻類
  2. 豆類
  3. 野菜(特に根菜類)
  4. きのこ類
  5. いも類

また、食事を次のように意識してとると 食物繊維 を上手に摂取することができます。

  • 主食を食物繊維中心のものにする
  • 海藻を食べたり海藻を加えた生野菜サラダを食べる
  • 納豆や漬け物などの発酵食品をおかずとして食べる

腸内環境が良くなると、体内に滞っている老廃物が排出されやすくなって、免疫力が高まります。

食物繊維 を含む食品の摂取量と 1 食あたりの食物繊維量( g )
  1. 干し柿( 70 g )・・・ 7.56
  2. ライ麦パン( 100 g )・・・ 5.21
  3. ひじき( 10 g )・・・ 5.49
  4. 甘栗( 70 g )・・・ 4.92
  5. インゲン豆( 乾燥 20 g )・・・ 3.95
  6. そら豆( 乾燥 20 g )・・・ 3.91
  7. 納豆( 40 g )・・・ 3.84
  8. おから( 40 g )・・・ 3.77
  9. 栗( 100 g )・・・ 3.71
  10. しらたき( 100 g )・・・ 3.62

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早期発見のために 自覚症状で安易に判断せずに、定期的な検査でがんを早期発見する15項目と自宅で自分でできる検査キットも

がん細胞は多くの場合、10年~20年という年月をかけて成長します。正常な細胞ががん細胞に変異していく過程のどこかで、その流れにストップをかけられれば、がんを発症する確率が低下するといわれています。

その意味では、がんの予防として大切になるのが、乱れた生活習慣や食事の内容を見直し、必要な対策を行うことです。そうすればがんを未然に予防できる可能性があるといえます。

また万一がんを発症していたとしても、発見した時期が早ければ早いはど、治療によってがんを克服できる確率は高くなります。
一般に、病気の兆候をつかむのに有用と思われているのが、職場で行われる簡易な健康診断や自治体の特定健診です。働いている人であれば、毎年決まった時期に職場の健康診断を受けて、「要精密検査」といわれない限り「よかった。健康に大きな問題はないようだ」と安心しているはずです。

しかし、集団を対象としたこうした健康診断は、「がんの早期発見」という点では、まったく不十分です。数ヶ月前に受けた職場の健診で「異常なし」といわれていた人に、当院での内視鏡検査で早期のがんが見つかることは決して珍しいことではありません。

集団健診ではなく、人間ドックで細かく調べていれば大丈夫かというと、残念ながら、必ずしもそうとはいい切れません。

人間ドックなどで行われるがん検診にも、実はさまざまな誤解が潜んでいます。中には、がんの検査といわれていながら早期がんの発見にはほとんど役に立たない検査も数多く見受けられます。

繰り返し述べてきたように、早期がんの段階では、発症していてもまず自覚症状はありません。「症状がないから」「健康診断で異常を指摘されなかったから」と、自分の健康を過信してしまうのは危険なことです。

それでは、がんを早期発見するためには、どういう検査をどのように活用すればいいのでしょうか。効果的な検査方法や検査を受けるべき適切な時期を紹介します。

ガンの早期発見のために!がん にならないための「定期的な検査」15項目

  1. 職場の簡易な健診だけでは不足
  2. 早期発見のために 胃バリウム検査の精度とリスクとの兼ね合い
  3. 便潜血検査で陰性だからといって100%安心しない
  4. 腫瘍マーカー採血や検診などの一般採血では早期がんは見つからない
  5. 最新のPET検査も がん検診には万能ではない
  6. 簡易なガン検診の本来の目的まで理解する
  7. 40歳を過ぎたら胃の内視鏡検査を受ける
  8. 40歳を過ぎたら大腸内検査も行う
  9. 40歳を過ぎたら喫煙者、これまでに喫煙していた人は「胸部CT検査」を受ける
  10. 20歳以上の女性は年に1度は「子宮頸がん」検査を行う
  11. 女性は30歳代に「乳ガン検査」を欠かさない
  12. 胃痛や胃の不快症状は要注意、胃がんが隠れているケースも
  13. 大腸ポリープの切除は大腸ガン予防に有効
  14. 肝臓ガン予防のためにも肝炎ウィルス検査
  15. 定期的な検査は誕生月に行うなど家族全員で決めておく

生活の中で忙しくて仕事中心、仕事を優先している生活の人は自宅で行える検査キットでの検査も行ってみましょう。ガンは早期発見であれば治療できる病気になりました。
2人に1人がガンという恐ろしい時代です。私は大丈夫?は幻想でしかありません。検査をして早期発見、早期治療であなた自身、そして家族の人生も救われるのです。
抗ガン剤治療は、時間だけでなくお金もかなりかかります。検査をすることでいろんなリスクから回避できます。

定期的な検査は誕生月に行うなど家族全員で決めておく

2人に1人ががんになるという今の時代、がん検診などの定期的な検査が大事なことは、なんとなく知っている、という人が多いと思います。そして早期発見がいかに大切かということです。

しかし現在、日本でがん検診を定期的に受けている人は、全体でまだ2~3割程度です。たとえば乳がん検診では、アメリカの受診率は70~80 % といわれます。検診によって早期発見・早期治療が可能になり、アメリカの乳がんによる死亡率は徐々に低下してきています。

イギリスやオランダなどの欧米先進国も、アメリカと同様の受診率を誇っています。それに対して、日本での乳がん検診受診率はわずか20%前後です。子宮頸がん検診もはば同じような数値です。国のほうでも、がん検診の受診を増やそうと種々のキャンペーンを行っており、以前に口では「家族を大切にしている」と言っていたり、実際に休日にどこかに連れて行ったりと家族サービスを細めに行っている方は多くいますが、自分の体や健康に対して普段から十分に気をつけず、定期的な検査も受けないような方は、実は家族に対してかなり無責任であるといわざるを得ません。

病気になってから慌てたのでは、その後の家族に肉体的・精神的・金銭的な大きな負担がのしかかってしまうからです。「がんだとわかるのが怖い」という理由もありますが、がんが怖いのは、命にかかわる状態にがんが進行するまで放置しているからです。

多くのがんは早い段階でわかれば、治療が可能です。また、定期検査で異常がないとわかれば本物の安心が得られるわけですから、いたずらに検査を恐れるのは無益なことです。他に、がん検診未受診の理由には「健康状態に自信があり、必要性を感じない」(24. %)という回答もありましたが、これも何度も繰り返すように、早期のがんには自覚症状がはとんどありません。健康状態に自信がある・なしにかかわらず、受けておくべきなのが、定期的な検査です。

また日本に特有といえるのが「心配な時はいつでも医療機関を受診できる」(22・0%)という回答でしょう。日本には国民皆保険があるため、もしがんを発症しても、他国に比ベれば比較的少ない金銭的負担で医療機関を受診することができます。

しかし、高齢者やがんが増えているわが国では、国民医療費は毎年1兆円という規模で増加し続けています。定期的な検査をきちんと受けたり、がんや病気にならない予防に力を入れて、病院にかからずに済むようになれば、個人の人生においてもメリットが多く、なおかつ国の医療費抑制という社会貢献にもなります。

がんの場合、気になる症状があったら病院を受診する、健康診断で引っかかったら医師に相談する、というのでは受診のタイミングが遅過ぎます。日頃から、定期的な検査や健康維持に必要な検査を活用し、積極的に予防に取り組んでいくことが大切です。

ぜひ定期的な検査を「家族の恒例行事」に加えていただきたいと思います。また「ガンにならない習慣」を、できるところから少しずつでも実践してみてください。それが、がんという病気を遠ざける道です。

日常生活に潜む発がんリスク | ガンにも負けないフコイダンのパワーと効能
https://fucoidan-guide.net/archives/category/%e6%97%a5%e5%b8%b8%e7%94%9f%e6%b4%bb%e3%81%ab%e6%bd%9c%e3%82%80%e7%99%ba%e3%81%8c%e3%82%93%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%82%af

肝臓ガン予防のためにも肝炎ウィルス検査

原発性の肝臓がんは年間に約4万人の方が発病し、3万5千人が亡くなっています。 臓器別死亡者数では、男性では肺癌、胃癌についで第3位、女性では第5位。

そんな肝臓がんを予防する検査ということでは、肝炎ウイルス検査も、一度は受けておきたい検査のひとつです。そして肝臓がんの原因の約9割は、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスなどへの感染です。

肝炎ウィルスは血液や性行為などによって感染します。よくいわれるのは母から子への母子感染や輸血による感染ですが、もっとも多いのは「感染経路が不明」というケースです。

近年は若い世代を中心に、性感染によるB型肝炎ウイルスキャリアが増えているという指摘もあります。こうした肝炎ウィルスに感染していても、基本的には自覚症状はありません。初期の頃は、健康診断の肝機能検査で異常が出ることもありません。そのため感染に気づかないうちに肝臓の炎症が進んでしまい、やがて慢性肝炎や肝硬変、肝臓がんといった深刻な疾患へと進展してしまいます。

しかし、最近ではインターフェロン療法などの治療がめざましく発展しており、早めに感染に気づいて治療を行えば、肝硬変や肝臓がんへの進行を防ぐことができます。早期発見・早期治療のためには、やはり検査が重要になるのです。肝炎ウイルス感染があるかどうかは、血液検査で調べられます。多くの自治体では、肝炎ウィルス検査を無料で行っていますし、治療が必要になった場合に医療費の補助を行っている自治体もあります。

また保健所などで、HIV(エイズウィルス) やクラミジア、梅毒といった性感染症の検査の一環として肝炎ウイルス検査を行っているところもあります。これまで一度も肝炎ウイルスの感染を調べたことがないという人は、一度、自治体に問い合わせて検査を受けておくといいでしょう。

胃や大腸の内視鏡検査を行う際にも、エチケットとして内視鏡検査を受ける全員に肝炎などの感染症の検査が必須となり、内視鏡検査時の採血でも調べることができますので、医師に確認するといいでしょう。

肝臓がん「肝硬変からがんへの変化」 | 健康メモ
https://health-memo.com/2016/08/06/%e8%82%9d%e8%87%93%e3%81%8c%e3%82%93%e3%80%8c%e8%82%9d%e7%a1%ac%e5%a4%89%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%8c%e3%82%93%e3%81%b8%e3%81%ae%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%80%8d/

大腸ポリープの切除は大腸ガン予防に有効

ここ最近、急増している大腸がんは、いきなりがんとして現れるのは全体の約1割程度です。残りの9割は、大腸ポリープから徐々に変化して大腸がんに進行していくものです。そのため、がんになる前の大腸ポリープの段階で切除してしまえば、体に負担がかかることなく、大腸がんを防ぐことができます。

大腸ポリープ切除が「究極の大腸がん予防」といわれる所以です。検査で大腸ポリープが見つかったという場合、ポリープの数や大きさ、形などは人によってさまざまです。ポリープがひとつふたつというケースもあれば、10個以上のポリープが発生している人もいます。形状も単純に粘膜が盛り上がっているもの、きのこのように茎のあるもの、また粘膜を這うように広がる扇平なポリープもあります。

大腸ポリープ切除には、検査をしたあとに改めて入院して内視鏡手術を行う方法と、検査と切除を同時に行う日帰り内視鏡手術があります。

かなりの高齢の人や心疾患などの病気がある場合や、ポリープの数や形状により特殊な内視鏡切除を行うケースでは、入院手術が適当な場合もあります。しかし、ポリープの大きさや形状などのいくつかの基準をクリアすれば、日帰り手術で問題ない場合がほとんどであると思われます。

最近では、大腸ポリープを切除するために日を改めての1泊2日入院を推奨する病院が増えてきているように感じます。大腸ポリープ切除後の入院というのは、いわゆる出血や不測の事態がないかの経過観察のための入院であるため、入院中の医療機関側の手間がほとんどかからず、「ただベッドで寝ていて病院にいてもらう」だけの入院ということです。さらにポリープ切除は通常、午後に行う病院が多く、夕方近くに入院して翌日午前中に退院となるので、ベッドの回転率がとてもよくなります(午前と午後にわけて1 日のうちに2 人の患者さんでひとつのベッドを使うことができます)。つまり病院側は入院当日と退院日の2日間の入院費用を算定することができるため、医療業界では、大腸ポリープ切除後の入院は「寝かしておくだけのドル箱入院」とさえもいわれます。「安全、安心のために」を口実に多額の入院費や時間を取られてしまうのは、国の医療費抑制という観点からも疑問を感じざるを得ません。

大腸ポリープは大腸内視鏡の手元から挿入した電気メスや生検紺子といった切除用の器具で切除します。粘膜を切除するというと痛みを感じると思う人も多いようですが、大腸の粘膜には神経がないため、切除で痛みを感じることはありません。ポリープを切除したあとは、大きさによっては、数日間は、飲酒の制限や激しい運動や重い物をもつといった腹部に力がかかる行動は控えるようにするなどの制限がある場合もあります。ポリープの大きさや切除方法などにより、生活の注意点は少しずつ異なりますので医師によく確認してください。また大腸ポリープは一度切除しても、別の場所に別のポリープができることがよくあります。適切な検査間隔で大腸内視鏡検査を受けていくことが肝要です。

大腸がん「開腹手術が圧倒的に減少」 | 健康メモ
https://health-memo.com/2016/07/28/%e5%a4%a7%e8%85%b8%e3%81%8c%e3%82%93%e3%80%8c%e9%96%8b%e8%85%b9%e6%89%8b%e8%a1%93%e3%81%8c%e5%9c%a7%e5%80%92%e7%9a%84%e3%81%ab%e6%b8%9b%e5%b0%91%e3%80%8d/

胃痛や胃の不快症状は要注意、胃がんが隠れているケースも

胃がん対策にピロリ菌除菌

がんの予防ということ視点でもおすすめしたい検査があります。まず、胃がんの予防として挙げられるのが、ピロリ菌感染の有無を調べる検査です。

40代以上の人や、30歳代以下であっても胃痛や胃の不快症状がある人は、胃内視鏡検査で早期胃がんの有無やピロリ菌感染の有無を調べることをおすすめします。前にも述べたように、一度ピロリ菌に感染すると、年齢とともに胃粘膜の萎縮が次第に進んでいき、強い胃粘膜の炎症が持続して、胃がんの発生リスクがより高くなります。

自分で出来る!胃がん検査、ガン胃がん検査セット(ピロリ菌検査含む) | ガンの予防対策と増殖抑制作用を高める
https://malignant-tumor.com/archives/302

胃粘膜の萎縮が高度に進行すると、むしろピロリ菌が生息できないほど荒れた胃粘膜(腸上皮化生)となり、ピロリ菌が消失することもあります。このため、血液検査や尿検査、UBT(尿素呼気試験といわれる袋に息を吹いてピロリ菌を検査する方法) などで、ピロリ菌感染の判定だけを行うのでは、胃がんの早期発見にはつながりませんので、胃内視鏡検査で粘膜の状態や胃がんの有無をきちんと確認することが重要となります。

内視鏡検査でピロリ菌感染がわかった場合は、薬を処方して治療を行います。1次除菌には2種類の抗菌薬と1種類の抗潰瘍薬がセットになった薬が使われるのが一般的です。7日間薬を服用して、その後4週間以上経過してから、ピロリ菌が消えているかどうかの判定検査を行います。

1回目で除菌に成功する確率は、およそ60~70 %程度だといわれています。1回目で完全な除菌ができなかった時は、薬を変更して2回目の除菌治療を行います。2回の治療で除菌できる確率は、95~97% に上ります。
f最近では、風邪をひいた時などに医療機関で必要のない抗生物質を簡単に処方されることが多くなってきており(ウイルス感染に抗生物質は効きません。効果があるのは細菌感染が疑われる時のみです)、ピロリ菌に耐性(抗生物質が効きにくくなってくる状態) ができてしまっていることが問題になっており、除菌率が以前と比べるとかなり低下してきています。

抗生物質のむやみやたらな乱用がここでも大きな問題となっています。ピロリ菌の除菌治療を成功させるポイントは、薬を飲み忘れたり途中でやめたりせずに、医師の指示を守って服用することです。自己判断で薬の飲み方を変えてしまうと、完全な除菌ができなかったり、薬に耐性をもったピロリ菌が現れて、除菌がより難しくなる可能性があります。

ピロリ菌の除菌治療は基本的に2回目までが保険適応となります。2度とも除菌に失敗してしまうと、3回目からは保険適応がなくなり、自費治療となります。3次除菌に関しては、まだ標準的な薬の内容がきちんと決まっていないため、医療機関ごとに使用する薬の種類は異なります。3次除菌を行っている医療機関はまだまだ少ないのが現状ですので、3次除菌を受けたい時はそのことを伝えて、専門の胃腸内科などで相談してください。

また、ピロリ菌は幼少期に感染することが大部分といわれていますので、一度、除菌に成功すれば再発することはまずありません。しかし、一般の人だけに留まらず、ドクターでさえも「除菌さえすれば胃がんのリスクがゼロになる」という勘違いをしている人が多くいます。一般に、除菌によって胃がんになるリスクは30〜40 % 程度減少するといわれています。

除菌をした後も、ピロリ菌の影響で胃粘膜が薄くなった萎縮性胃炎は元には戻らず、薄い粘膜のままです。特に萎縮性胃炎や腸上皮化生のある人は、除菌後も定期的な胃内視鏡検査が必要になりますので注意しください。

女性は30歳代に「乳ガン検査」を欠かさない

マンモグラフィだけでなくエコー検査も欠かさない

乳がんについて、女性は、30歳前半から徐々に増え始め、他のがんに比べて比較的若い頃から注意が必要ながんの代表です。

乳がんの検査で一般的なのが、マンモグラフィと超音波検査です。視触診という方法もありますが、見て触れて診断できるぐらいの乳がんはすでにかなり進行していることが多く、死亡率を下げる効果はないという結果が出ています。

ただし、マンモグラフィで異常がなくてもエコーでがんが発見されるケースもまだまだ多いので注意が必要です。マンモグラフィとは、乳房専用のX線検査のことで、専用の装置で乳房を挟むようにして撮影するため、多少の痛みを感じることもあります。

マンモグラフィは乳がんを白く描出しますが、乳腺も同様に白く写し出されてしまいます。そのため乳腺密度が濃いと乳腺の中に乳がんが隠れてしまい、発見しつらくなってしまいます。

日本女性は欧米女性と比べて乳腺密度が濃い人が多いため、マンモグラフィによる検査が比較的不得意とされて新しい検査方法のため十分なデータがなく、今後のデータの蓄積が望まれる検査のひとつだといえます。

乳房MRI検査は磁気で撮影するため、被ばくしないという利点がありますが、検査費用が比較的高く、撮影時間もマンモグラフィに比べて長く、検査を行える施設が限られているため、大人数を安価にさばく集団検診には不向きだといえます。

世界的に検証されたデータが多いマンモグラフィは検診を継続的に行うと死亡率を20%はど低下させるといデータもありますので、30歳を過ぎたら一度はマンモグラフィと超音波検査を受けてみることをおすすめします。

マンモグラフィを受けてみると自分の乳腺密度が濃いのか薄いのかがわかりますし、薄い場合はマンモグラフィが自分にとって有用な乳がん検査だと認識でき、濃い場合は自費負担となりますが乳房MRI検査などに今後切り替えるきっかけになると思います。

マンモグラフィを受けることによって、がんの有無だけではなく、自分の乳腺の状態を知ることができ、今後受けるべき乳がん検査の戦略を立てることができるという点では非常に有益なことだといえます。ただ漫然とマンモグラフィを受けるのではなく、マンモグラフィの利点・欠点をきちんと理解したうえで検査を受けるようにすることをおすすめします。

乳がん「大きさよりリンパ節」 | 健康メモ
https://health-memo.com/2016/05/19/%E4%B9%B3%E3%81%8C%E3%82%93%E3%80%8C%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%95%E3%82%88%E3%82%8A%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%91%E7%AF%80%E3%80%8D/