簡易なガン検診の本来の目的まで理解する

なぜこうした精度に疑問があるような検査が自治体などで「がん検診」として広く行われているのかと、疑問に思うかもしれません。

それは、がん検診がなにを目的としているか、ということにその答えがあります。しかし実は、職場や自治体などで採用されている一般的ながん検診は、「ごく初期の小さながんもすべて見落としなく発見する」ことを目的としているわけではありません。

がん検診の対象となるのは、そのがんになる人数が多く、またそれによって死亡する人が多い種類のがんです。そしてがん検診の目的は、検診によってがんの発見を増やし、さらに適切な治療につなげることで、国や集団全体としてがんによる死亡を減少させることです。

つまり、徹底的に調べ上げてがんを見つけだすことががん検診の目的ではなく、極端にいえば、死亡率に影響しないような小さながんは見つけなくてもいい、というのが、自治体などの一般的ながん検診のスタンスです。集団としてのがん死亡率低下が、目指す地点だからです。

しかし、個人の人生でいえば「小さながんなら見つけなくてもいい」とは、誰も思わないはずです。がんが大きくなればなるほど治療にかかる身体的・経済的・精神的負担は大きくなりますし、ステージが進めば生存率も下がります。がんはできるだけ小さいうちにできるだけ初期のうちに発見するに越したことはないのです。

国のがん死亡率がどれだけ低下しても、自分が不幸にもがんで命を落とす側になってしまったら、まったく意味がありません。そう考えると、がんを防ぐためには、精度の高いがん検査を自ら選んで受け、自分で自分の健康と命を守っていく必要があります。

がんの発生が増える40代以降は、きちんとした精度の高いがん検査を受けることをぜひ習慣にしましょう。特に、胃がんや大腸がんといった消化器のがんでは、専門医による内視鏡検査で定期的に検査を受けることをおすすめします。
胃バリウム検査や便潜血検査はもちろん、人間ドックの高額なPET検査であっても、早期の消化器がんは発見が難しいからです。

適切ながん検査によって早期発見・早期治療につながるといわれているがんは、胃がん、大腸がん、肺がん、子宮頸がん、乳がんの5 つです。

臓器ごとのがん検査の検査法などは次から説明していきますが、胃がん、大腸がん、肺がんに加えて、男性では50代後半になったら血液検査で前立腺がんの腫瘍マーカー検査(PSA)を、女性では比較的若い時期から乳がん、子宮頚がん検査を受けると非常に効果的ながん対策になるものと思われます。

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最新のPET検査も がん検診には万能ではない

腫瘍マーカー採血や検診などの一般採血では早期がんは見つからないはちょっと意外だったかもしれませんが、PET検査も万能ではないのです。

がん検診のひとつとして、人間ドックなどで行われている検査に「PET(ペット)検査」というものがあります。PETは、positron emission tomography (陽電子放出断層撮影) の略です。

ガン細胞はブドウ糖を栄養素として成長するため、通常の細胞の約3~10倍ものブドウ糖を消費するといわれています。PET検査は、がん細胞がブドウ糖を多く消費する性質を利用して、ブドウ糖に近い成分のFDGと呼ばれる放射性物質を体内に注射し、その放射性物質ががんに集まる様子を画像としてとらえる検査です。

現在、がんを早期発見する検査として主流になっているCT検査やMRI検査は、映し出された臓器の形態や病変の形から、がんを見つけ出すものです。

これに対してPET検査は、がん細胞のブドウ糖の取り込みやすさという性質を利用して、がんを見つけ出す仕組みとなっています。PET検査は、もともと転移を含めたがん病巣の広がりや、がんの再発を見るための検査として開発されたもので、がんを早期で発見するのが本来の目的ではありませんでした。それにもかかわらず新しいがん検診機器としてマスコミが大々的に報道し、一部の検診クリニックの誇大広告などもあり、「すべてのがんが見つかる」というような大きな誤解が広がっていった実態があります。

そのため、最新のPET検査といえどもやはり万能ではありません。ブドウ糖の代謝が促進されている再発がんは数ミリの大きさでも捉えられること多いですが、ブドウ糖の取り込みが少ない早期がんは、PET検査では判別がとても難しいといわれています。また部位(臓器) たよっても、見つけすいがんと、見つけにくいがんがあります。

PET検査のメリットとしては、がんの転移や再発を早期に、より小さな病変で見つけることが可能という点です。一方、デメリットは食道や胃、大腸、肝臓などの早期がんの発見が難しいことや、放射性物質のFDG が集まりやすい脳や肝臓、腎臓、勝胱などのがんが見つけにくいこと、血糖値が高い人は診断が難しい点などが挙げられます。

さらに早期の肺がんはFDGががん細胞に集まりにくいため、胸部CTのほうが発見しやすいとされています。

最近ではPETにCT検査を組み合わせるPET/CT検査が増えており、PETの弱点を補う工夫がされていますが、それでも特に粘膜の微細な変化のみである早期の消化器がんは、こうした検査では発見するのは難しいのが現状です。

国立がん研究センターのがん予防・検診研究センターでは、ある年のがん検診でのPET検査陽性率の解析を行っています。それによると、1年間でがん総合検診を受けた約3000人中、約150人にがんが見つかり、そのうちPET検査で陽性となったのは15%に過ぎないというデータが発表されています。

これは、逆にいうと、85%のがんはPET検査では発見できないということです。同センター検診部長の医師は「PET検診の意義は小さいのではないか」ともコメントしていました。

PET検査装置は、最大で約10億円台の初期投資がかかるとされています。PET装置メーカーやPET装置を取り扱う商社や薬剤メーカーなどがこぞって医療機関に売り込んだことから、初期投資回収のために誇大広告をし、「すべてのがんが見つかるがん検診」として、誤解が広がっていったともいわれています。

人間ドックで最新のPET検査を受けたから、「がんの心配はゼロ」とは決していい切れないことを知っておいてほしいと思います。

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腫瘍マーカー採血や検診などの一般採血では早期がんは見つからない

一般的な簡易健康診断だけではがんの発見にならないということで、検診などで別料金を払って行うオプション検査項目が「腫瘍マーカー採血」です。

腫瘍マーカーとは、悪性腫瘍(がん)の指標となる特殊な物質のことで、がんがある場合に特徴的にみられる酵素やたんばく質、ホルモンなどが増えていないかどうか、血液検査などで調べます。

この腫瘍マーカー検査を通常の健康診断や人間ドックのオプションとして、わざわざ追加料金を払ってオーダーしている人もよく見かけますが、腫瘍マーカーはもともとがんを早期に見つける検査ではありません。

本来、血液検査の腫瘍マーカーは、進行がんに対して手術や抗がん剤治療を行い、その効果測定をしたり、がん再発の有無の指標となるために用いられるものです。腫瘍マーカーは、がんが別の臓器に転移するぐらい大きくなって(進行して)初めて、異常値になることがほとんどで、場合によっては、がんがかなり進行した段階でも腫瘍マーカーは基準値内を示すこともよくあります。

つまり、たとえ腫瘍マーカーが基準値範囲内であっても、「体内にがんがない」ことにはまったくならないので注意が必要です。たとえば、P-53 という腫瘍マーカーは、2007年に乳がん、大腸がん、食道がんの診断に保険適用が認められた比較的新しい腫瘍マーカーです。早期がんでも陽性になることがあるといわれていますが、早期がんで陽性になる確率は5~20 % 以下としているケースが多いです。

またCEAは、胃がんや大腸がんの腫瘍マーカーとして知られていますが、進行胃がんの30〜40 % にしか検出されません。CEA は肝臓がん、胆道がんなどの消化器系がん以外のがんでも異常値を示す反面、臓器特異性は低いので、この検査だけでは正確な診断はまったくできません。

また異常値を示すのは進行がんが多く、早期がんの診断には適さないので注意が必要です。CEA は喫煙や加齢でも上昇することがあるともいわれます。

がんが身近な病気になった最近では、がん検診を特徴として売り出しているクリニックや検診センターなどで「全がん腫瘍マーカー検査」と称してCEA、CA19-9、SCC、NSE、P-53 ca-125 、AFP 、PIVKA-Ⅱ といった、多くの腫瘍マーカー値を高額な料金で採血・測定しているところもあります。

しかし、腫瘍マーカーの性質をよく考えれば、こうした検査はがんの早期発見にははとんど意味のない医療行為だとわかります。血液検査で調べられる腫瘍マーカーで唯一、例外的に早期発見に役立つといえるのは、前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSA のみです。PSA は、前立腺がんの初期の段階で異常値を示すことが比較的多いため、早期発見の指標として有用といわれています。

反対に、自覚症状の出にくいがんの代表である食道がん、胃がん、大腸がんに関しては、腫瘍マーカー検査で早期にがんを見つけることはまず期待できませんので注意してください。

各種の腫瘍マーカー値は正常であったにもかかわらず、早期の消化器がんが発見された症例はたくさんの症例があります。不確実な検査の値に頼るよりも、内視鏡検査で実際に粘膜を診ることのほうが、消化器系の早期がんの発見には欠かせないということです。

また、がんが体の中にできてくると一般的な採血でも多少の異常値が出るのでは、と誤解されている患者さんたちを診察室でよく目にします。

一般的な採血を行うことによってわかることといえば、各臓器の働き(機能)が異常になっていないか? 生活習慣病の指標となるコレステロール値や血糖値、尿酸値などに異常がないか、などであり、仮にがんがある臓器にできたとしても採血でわかるぐらいその臓器の働きに影響を与えるのはかなりがんが進行してしまった段階といえます。

検診や病院で行われる一般的な採血では、がんの有無はわかりませんので注意してください。また、血液中のアミノ酸解析で「がんリスク」や「病気のリスク」を分析する高額な費用のかかるアミノインデックスなどの検査が行われるようになってきましたが、まだ現段階では早期がんをきちんと正確に診断できうる検査ではないといえます。

現在、国立がん研究センターと各企業が共同で、検診などの血液検査などで簡易にがんや認知症などを調べることができる研究を開始しております。人の血液や唾液、尿などに含まれるマイクロRNAと呼ばれる22塩基はどからなる小さなRNA を調べることにより、がんや認知症などを早期に発見しようという研究で、がん等の疾患に伴って人の血液中などでその種類や量が変動することが明らかになってきています。

こうした血液中のマイクロRNA量は、がんの転移やがんの消退などの病態の変化や抗がん剤の感受性の変化に相関することがわかってきており、今までにない新しいがんや認知症などの疾患マーカーとして大いに期待されています。

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便潜血検査で陰性だからといって100%安心しない

勤務している会社や自治体の健診で「大腸がん検査」として行われているのが、「便潜血検査」です。この検査を受けて「便潜血が陰性だったから、大腸がんは大丈夫」と安心している人も多いはずです。

急増する大腸がんは40代からが要注意

しかし内視鏡医の専門医曰く、この検査は早期の大腸がんや大腸ポリープの発見には、ほとんど意味をなしていません。なぜなら、早期の大腸がんや大腸ポリープで、便潜血検査が陽性になることは極めて少ないからです。

早期の大腸がんや大腸ポリープは、大腸の管腔に占める大きさがまだまだ小さいため、便が通過する際にはポリープやがんに擦れることなく、便はスルッと通過してしまいます。そのため、出血することなく、便潜血検査では陰性という判定になるのです。

特に、大腸の始まりの部分であるお腹の右側の盲腸部・上行結腸・横行結腸では、便がまだ水分を多く含む状態で、便がやわらかくて固形になっていないため、大腸がんや大腸ポリープに便が引っかかり、出血や痛みなどの症状が出るケースははとんどありません。

逆に便潜血が陽性になるのは、大腸がんがかなり進行して、便のとおりが悪くなるぐらい大きくなっている場合がほとんどです。進行した大腸がんにより狭くなった腸を便が通過する時にがんの表面が擦れて出血し、血がつくようになるからです。大腸がんは自覚症状のないがんの代表ですから、便潜血検査で明らかに出血がわかるような段階では、かなり進行した「手遅れ大腸がん」の状態になっていることが多いのです。

また便潜血が陽性になる原因の大部分を占めるのは、日本人に多い「痔」が切れて便に血がつくケースです。特に内痔核と呼ばれる肛門の内側にできる痔は、自覚症状がないことも多く、検査が陽性になって大腸内視鏡検査を受けてみて初めて痔に気づく人も少なくありません。

早期の大腸がんや大腸ポリープの早期発見は難しいうえに、がんとは関係のないところで陽性の結果が出てヒヤリとする例も多いのが、便潜血検査ということです。なんとなくこの検査を受けているだけで安心しているという人は、要注意だと思われます。

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早期発見のために 胃バリウム検査の精度とリスクとの兼ね合い

検査による医療被ばくにも注意

職場の健診や人間ドックで行われている検査に、胃バリウム検査があります。この検査は胃がんや食道がんの早期発見を目的に広く行われていますが、内視鏡治療が行えるぐらいの早期がんを、この胃バリウム検査で見つけられることばほとんどないといっていいでしょう。

ごく早期の胃がんや食道がんは、粘膜の凹凸を伴うことは少なく、粘膜の微細な色彩変化として現れているケースが大半です。
それに対して胃バリウム検査は、大量の放射線を照射することで胃や食道の粘膜の凹凸を「影絵」の原理で見るものです。

そのため凹凸のない早期の胃がんや食道がんを発見することは、原理的に難しいのが現実です。特に食道は口からストレートに胃につながる臓器で、バリウムが留まることなく一瞬で胃内に落ちてしまうため、バリウム検査で早期の食道がんをとらえることは非常に困難であるといえます。

結果として胃バリウム検査で発見された胃がん、食道がんは、すでに進行した状態になっていることが多く、かなりの確率で外科的手術や抗がん剤での治療になってしまいます。

内視鏡で治療できるようなごく早期のがんは、ほとんど見つけられません。さらに胃バリウム検査は、多量の放射線を照射して臓器を撮影するため、「被ばく」という問題が生じます。放射能は体に蓄積されやすく、遺伝子の本体であるDNAを傷つけて、がんを発生させます。つまり医療被ばくによる「発がん」のリスクがあるということです。

イギリスのオックスフォード大学のグループでは、日本人で75歳までにがんを発症する人のうち、3.2% は放射線診断による被ばくによってがんが誘発されると推計しています。この数値は調査した15か国のうち、一番高いものでした。

これは、被ばく線量のかなり多い胃バリウム検査が広く行われていることも、大きく関係していると推察されます。
胃バリウム検査は、検診センターなどで撮影する直接撮影(大きなフィルムで撮影する方法)では1回の撮影で15〜25 msyの被ばく量ですが、検診車などで撮影する間接撮影(小さなフィルムで撮影する方法) では20〜30msyもの被ばく量になります。

胸部X線写真(胸部レントゲン撮影)の1回の被ばく量が0.1msyですから、胃バリウム検査では、胸部X線写真の150~300倍もの被ばくを受けることになります。特に検診車での検査は、「職場に検診車が来てくれて助かる」と思っていた人も多いかもしれませんが、被ばく量が特に多いことはあまり知られていません。

放射線によってDNAが傷ついて発がんする被ばく量は、50~200msyといわれていますので、1回の胃バリウム検査で発がんすることはありませんが、毎年胃バリウム検査を受けているとDNAが次第に傷つき、がんが発生してしまう可能性は否定できない事実です。

また、バリウムを飲むこと自体も苦痛を伴います。バリウムとともに服用する胃を膨らませる目的の発泡剤では、ゲップを我慢しなくてはならず、なにより腹部の不快な膨張感に耐えなければなりません。検査のあとはバリウムを排出するために下剤を飲みますが、それでもバリウムを出せずに苦しむ人も多くいます。

健康維持のためと称して、苦しいうえに精度の低い胃バリウム検査を受け、放射線被ばくが原因でがんになってしまったのでは、なんのための検査かわかりません。

医療関係者、特にドクターで胃バリウム検査を受けている人は今の時代ほとんどいないのではないかと思われます。胃バリウム検査を積極的に受けているのは、よっぽど不勉強な医師か、バリウムの味が好きで、台の上でクルクル回るのが好きな医師ぐらいでしょうか。

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早期発見のために 職場の簡易な健診だけでは不足

定期健診だけで安心してはいけない

企業などの事業者は、働く人の健康管理のために定期的な健康診断を実施することが義務づけられています。これが、職場の定期健診と呼ばれるものです。労働安全衛生法で、一般健康診断の項目として挙げられているのは、次の11項目です。

  1. 既往症および業務歴の調査
  2. 自覚症状および他覚症状の有無の検査
  3. 身長、体重、腹囲、視力、聴力の検査
  4. 胸部エックス線検査および噂疲検査
  5. 血圧の測定
  6. 貧血検査
  7. 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
  8. 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
  9. 血糖検査
  10. 尿検査(尿中の糖および尿蛋白の有無)
  11. 心電図検査

こうした定期健康診断は、多くの人を対象に、病気を効率よく、また低コストで発見するためのスクリーニング検査です。

肥満や高血圧、高血糖、動脈硬化といった生活習慣病を中心に、心臓疾患や肝障害、腎障害といった深刻な病気につながる兆候がないかを大まかにチェックするものです。

厚生労働省が平成20年から行っている、40歳以上の人を対象とした特定健康診査、通称メタボ健診も、同様の目的の検査といえます。

これらの健康診断では基準値というものが示されますが、この基準値とは健康な人のデータの上端・下端の各2.5% を除いた95% の人の平均データを表しています。この基準を外れた人の中から病気が発見されることが多いので、いわば病気の確率が高い人と低い人をふるいにかけてわけている、という性質の検査です。

そのため各検査の数値が基準値内だからといって、完全な健康体というわけではありません。これらの検査でわかるのは各臓器の働きが平均データの中に収まっているか否かという機能の異常があるかないかを見ているだけに過ぎません。

またこれらの検査の指標だけでは、早期のがんの有無はまったくわかりません。検査の目的が異なるからです。生活習慣病のチェックという点では定期健診にも一定の意義がありますが、ことにがんの有無に関しては、「定期健診を受けているから安心」とは決していえないことを覚えておいてください。

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みかん風味モモ風味の味の水は添加物入りの清涼飲料水

がんの主な原因は普段の食生活が大きく関係しています。食べ物により体が酸性に傾き、細胞ががん化されてしまうのです。

なかでも食品に含まれている食品添加物は発がん性のものもあり、注意が必要です。私たちが日々口にする食品の中に多くの食品添加物が使用されています。

ミネラルウオーターは水だけですので、食品添加物は含まれておりません。しかしながら水と同じように飲んでいるであろう、果実などの風味をつけた水はミネラルウォーターではなく清涼飲料水です。

清涼飲料水には多くの食品添加物が使用されています。食品添加物で味を付けているといっても過言ではないのです。まずは人工甘味料です。アスパルテームやスタラロース、トレハロースといった合成甘味料は染色体異常などを起こす原因になるとされています。

とくにカロリーゼロ、カロリーオフと謳う商品には、こられが使用されていることもあるので、よく確認しましょう。ほかには、香料、酸化防止剤、酸味料、保存料、カラメル色素などが含まれていることがあります。商品パッケージには、使用されている食品添加物がすべてではありませんが明記されています(一部表示免除されているものもあります)。

もちろん、飲み物だけを気をつけるのでは意味がありません。日々食事をするときも食品添加物が使用されていないものをなるべく選ぶ必要もあります。活性酸素を除去する水を取り入れることも大切ではありますが、まずは、活性酸素を誘発させるような食生活をしないように努力することも健康には大切でしょう。

ガンの原因である活性酸素を除去する

ガン予防の基礎知識 Leave a comment

増加している胃がん

胃のしくみと働き

食べ物をよくかんで飲み込むと、食道を通って胃にたまります。食べ物を見たり、味わっていたりするときから、胃では胃液が分泌されて消化や吸収の準備を始めています。

胃液は胃酸(塩酸)、消化酵素(ペプシン)、粘液の3種類から構成されて、食べ物を撹拌しながら、消化・吸収しやすい形に変えていきます。

たとえば、胃酸は大変強い塩酸を主成分とし、食べ物を殺菌する働きを持っています。胃粘液は薄い膜をつくり、胃酸から粘膜を保護する機能をもっています。

糖質はブドウ糖、タンバク質はアミノ酸、脂肪はグリセリンと脂肪酸にまで分解され、小腸で吸警れます。しかし、一部の糖質、とくにアルコールなどは胃粘膜からも吸収されています。

胃のなかのものは、ぜん動運動によって、少しずつ十二指腸へ送られます。ぜん動運動とは、胃壁の筋肉(平滑筋)や支配神経、消化管ホルモンでコントロールされている収縮波が徐々に起こることで、胃から十二指腸へ内し容物は流れていきます。
このと昌の出口(幽門部) には、内容物が少しずつ十二指腸へ動いていくように括約筋が調節しています。

食物は十二指腸では質や胆汁など括約筋の働きを受けて、さらに小腸で吸収しやすいミクロン単位の形に分解されていきます。
胃が空っぽのときの大きさは、、幅7 センチのまるでしぼんだ風船のようですが、食べ物が入ってくると、かなり大きく膨らみます。

胃がんについて詳細はこちら。

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小豆の煮汁は強力な抗酸化作用で抗ガン効果を発揮!マウスの生存率がアップ

ガンの予防に「豆類」が注目されている

日本人の死亡原因の第1位となってしまったガンは、医学が進歩した現在もなお増えつつあります。ガンは、生活習慣病の1つであり、食事や運動、休養といった生活習慣と密接に問係していることは、言うまでもありません。

近年は、ガン予防に効果のある植物性食品が、クローズアップされるようになりました。ニンニク、キャベツ、セロリ、ニンジン、大豆などに、ガンを防ぐ効果のあることが、すでに報告されています。
このうち、特に豆類は、高い健康効果があることで、昔から知られてきました。最近では、「植物の種子に抗酸化物質が含まれている」という研究が報告され、豆類に注目が集まっているのです。

ただし、これまで多く研究されてきた豆類は、もっぱら大豆でした。そんな中、他の豆類も実験が行われています。

日本人にとって、大豆の次に身近な豆である小豆を取り上げ、ガンを抑制する効果について実験が行われています。

実験内容は、ガン細胞を移植したマウスに、25日問、あずきの煮汁を飲ませ、その生存率を観察しました。これにより、あずきの煮汁に、ガンを抑制する作用があるかどうかを調べたのです。

あずきの煮汁は、2種類用意しました。煮汁1は、あずき250gに対して豆重量の6倍の水(1500cc)を加えて強火で加熱し、沸騰したら弱火で3分問炊き上げ、ろ過したものです。

煮汁2は、煮汁1から引き上げたあずきに、再び1500ccの水を加えて強火で加熱し、沸騰したら弱火で30分炊き上げ、ろ過したものです。

ガンになる前から飲むと生存率はかなりアップ

実験は、3種類行いました。マウスを2つのグループに分け、一方には煮汁1を、もう一方には煮汁2を飲ませます。

実験その1
最初に行ったのは、マウスにガン細胞を移植してから、あずきの煮汁を飲ませる実験です。この結果、煮汁1を飲ませたマウスはすべて死亡しましたが、煮汁2を飲ませたマウスは20%が生き残り、弱いながらも抗ガン効果が認められました。
実験その2
次は、ガン細胞を移植する前のマウスに、煮汁1、煮汁2をあらかじめ25日問飲ませておき、ガン細胞を移植後は、水道水を飲ませました。結果は、煮汁1、煮汁2ともに、実験期問内にすべてのマウスが死亡し、生存率は0% 。抗ガン効果は認められませんでした。
実験その3
そして、最後の実験では、「実験その2」と同様、ガン細胞移植前のマウスに、煮汁1 、煮汁2をあらかじめ25日間飲ませておきました。
さらに、ガン細胞を移植したあとも、煮汁1と煮汁2を飲ませ続けました。すると、煮汁1を飲んだグループは20%、煮汁2を飲んだグループは40%が生き残ったのです。実験期問は25日間でしたが、煮汁1のマウスは27日めまで、煮汁2のマウスは28日まで生存が確認されました。

以上の実験から、あずきの煮汁に抗ガン効果のあることがわかりました。注目すべきは、ガンになる前から飲む習慣をつけ、ガンになってからも飲み続けることで、生存率が上がったことです。

あずきの煮汁のガン抑制効果を得るには、日常的に摂取することが大事だとわかります。実験で使用したあずきの煮汁は、家庭でも簡単に作れます。味つけをしてスープにしたり、お茶と混ぜたりすると飲みやすいでしょう。

ちなみに、マウスが飲んだ煮汁の量は、人間が飲む量に換算すると、1日130mlです。この程度なら、続けやすいのではないでしょうか。

抗ガン効果は、あずきの種皮に含まれるフラボノイド化合物の作用によるものでしょう。特に、あずきの種皮に多いポリフェノールの一種、アントシアニンが関与しているのではないかと考えられます。

アントシアニンには強い抗酸化作用があり、老化の元凶物質である活性酸素を除去する効果があります。あずきの煮汁は赤紫色をしていますが、これがアントシアニンの色です。

煮汁には、あずきの薬効がたっぷり溶け出しているのです。赤飯は、あずきの煮汁で炊きじやきます。古来、「赤い色が邪気を払う」ということで食べられてきた赤飯ですが、それが科学的にも証明されたことになります。今後、新たな煮汁の活用法や、摂取法の開発が期待されるところです。

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ガンに有効な食材 Leave a comment

大豆たんぱくとナットウキナーゼが高血圧予防に最適「納豆」

大豆のたんばく‡が高血圧に有効

大豆は「畑の肉」と称されるように、たんばく質に富んだ健康食品です。大豆に含まれるたんばく質は、肉や魚に比べるとたんばく価(たんばく質の優劣をあらわす数値 は劣るものの、体内利用率が高く、有効成分を効率よく摂取することができます。
しかも、大豆のたんばく質には、体内にたまった余分なナトリウムを排泄する働きがあります。体内に取り込まれたたんばく質はアミノ酸に分解されますが、このとき作り出される尿素が、過剰なナトリウムを尿と一緒に体外に排泄してくれるのです。また、大豆のたんばく質は血管の弾力性を保つ働きがあることも明らかにされています。大豆のたんばく質は、高血圧予防に大変有効なのです。

大豆→納豆でさらなる効果

このように、大変有効な大豆ですが、消化吸収があまりよくないことに加えて、調理に手間がかかるという難点があります。そこでおすすめしたいのが、大豆を蒸して発酵させた大豆加工食品の納豆です。納豆はそのままでも食べられる便利な食品ですから、毎日のおかずとして手軽に利用することができます。しかも加工されても大豆に含まれる有効成分が損なわれることがありません。それどころか、納豆に加工されることによって、大豆に含まれるビタミンB2の含有量がアップします。ビタミンB2は脂質や糖質の分解を促す働きのある栄養素で、コレステロールの増加を防いで動脈硬化を予防します。

ナットウキナーゼで血栓を予防

さらに特筆すべきは、発酵の際に使用する納豆菌が作り出す酵素=ナットウキナーゼの効果です。ナットウキナーゼには血栓を溶かす効果があり、脳卒中や心筋梗塞の予防に大変有効とされています。しかも、ナットウキナーゼは腸内の腐敗菌を抑えて腸の働きを活発にさせる作用もありますので、便通をよくして不要な脂質やコレステロールなどの排泄を促進してくれます。

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