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ガンに負けないように 食物繊維 や発酵食品を摂って腸内環境を整える

 

免疫力と整腸に関する情報です。

免疫は体の自然な治癒力

免疫とは「疫(病気の意味)を免れる」という意味で、文字どおり体を病気から守るしくみです。
免疫は風邪のようなウイルス性の感染症はもとより、ガンをはじめ多くの生活習慣病にも関わっていることがわかってきています。

体の中では、日々、食物や紫外線、ストレス、ウイルスなどによって遺伝子が傷つき、ガン細胞ができています。しかし、すぐにガンが発育せずにいるのはなぜでしょう。それは食物から得られる健康効果などのほか、自身の免疫細胞がガン細胞を監視してやっつけてしまって、ガン化を抑えているからです。

免疫のしくみは誰にでも備わっているものですが、その能力には個人差があります。しかも同じ人でも食生活やストレス、季節などに応じて免疫力が変化しやすいものです。免疫力が高ければ健康を維持しやすく、低ければ病気にかかりやすくなるのです。体の外側からやってくる「悪者」をはねかえし、体の内側からできてしまう「悪者」もやっつける力が免疫力です。

まいたけ ( きのこ類 )は 食物繊維 が豊富で 免疫力 をアップさせる食品

まいたけ ( きのこ類 )は 食物繊維 が豊富で 免疫力 をアップさせる食品

免疫をつかさどる腸を快調にする

免疫は、血液や血管、骨髄やリンパ節、腸といった全身の臓器が協力しあって成り立っています。そして、そのなかでもっとも大きな割合を占めているのが腸なのです。

腸には腸内細菌と呼ばれる膨大な数の菌がすんでいます。大きくふたつに分けると、ひとつは乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌、もうひとつはウェルシュ菌やブドウ球菌などの悪玉菌で、これらは天秤のように釣り合って存在しています。さらに、善玉菌と悪玉菌のどちらか優勢なほうに味方をするかたちの 日和見菌(ひよりみきん)という菌も存在します。

善玉菌は発ガン物質を無毒化したり、ガンの発生そのものを抑制するなどの作用をもっています。そのうえ、ウイルスなどの有害なものから体を守る免疫システムの能力を上げてくれる効果が非常に高いので、腸内の善玉菌の割合を増やすことが免疫力アップにつながります。

発酵食品や 食物繊維 で善玉菌を増やす

現代人の食生活では肉や脂肪の摂取が多く、偏食のある人は悪玉菌が増えやすい状態です。しかも善玉菌のえさになる 食物繊維 が少ない食生活では、ますます善玉菌が少なくなりがちです。また、日々の排便でも善玉菌は排出されるので、悪玉菌の割合が増え、腸の老化が進んで免疫力も落ちやすくなります。便秘や下痢をくり返したり、おならが臭く感じるようになったら、悪玉菌が増えてきているシグナルです。

善玉菌を増やすには、毎日ヨーグルトや納豆のような発酵食品、乳酸菌飲料などをとることがおすすめです。ヨーグルトならミニカップ 1 ~ 2 個、乳酸菌飲料ならミニボトル 1 ~ 2 本が目安です。このほか、野菜や海藻類、きのこ類から 食物繊維 をたっぷり摂って、善玉菌をバックアップしてあげましょう。

食物繊維 には発ガン物質を体外に排泄する作用もあるので、ガン予防に、より効果的です。毎日しっかり食べてしっかり出して、善玉菌を増やして腸内環境を整えることが大切です。

大腸ガンも防ぐことができる 食物繊維

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その6、食べ物からビタミンと繊維質( 食物繊維 )のものを多く摂る

 

ガン予防 のために毎日の食事でしっかり摂っておきたい ビタミン と 食物繊維 に関する情報です。

ビタミン 食物繊維 を積極的に摂ろう

ビタミン 食物繊維 を積極的に摂ろう

緑黄色野菜をしっかり摂る

緑黄色野菜をはじめ、野菜や果物類にビタミンや繊維質( 食物繊維 )が豊富に含まれていることはよく知られています。ビタミン類は、体の中で潤滑油のような働きをしています。なかでもビタミンA 、ビタミンC 、ビタミンE は、免疫力を高める効果のほか、遺伝子や免疫細胞を傷つける活性酸素の害を抑える強力な抗酸化作用をもっています。
これらはガンの発生を防ぐ働きとして活躍しているのです。緑黄色野菜に豊富な β-カロテン (必要に応じて体内で ビタミンA に変わる) は、一緒に含まれるカロテン類、ポリフェノール類などとともに、発ガン促進物質の効力を弱めてガンの発生を防ぐ作用があると動物実験で認められています。また、カロテン類やビタミンA を豊富に含む食品を多く食べることで、一部のガンにかかりにくくなることが知られています。

ほうれんそうの β-カロテン が発ガンを抑制

ビタミンC は、コラーゲンの合成を促進し、体内での発ガン物質の生成を抑制する働きをもっています。コラーゲンには、細胞同士をがっちり固めてガンの侵入を防いだり、免疫力そのものを高める作用があります。そして、ビタミンE は、活性酸素の害から体を守る効果があります。ビタミンE はビタミンC との相乗効果でさらに強力な抗酸化作用を発揮するのです。

ブロッコリーに含まれるカロチン、ビタミンC 、ケルセチンがガンを抑制

これらのビタミン類は、世界がん研究基金による「がん予防のための提言」で「提言内容を守れば栄養補助食品( サプリメント ) を摂取する必要はない」とされています。最近では野菜・果物類に含まれる抗酸化作用よりも、発ガン性物質を解毒する酵素を活性化する成分が多く含まれているので、ガンのリスクを下げるのではないかともいわれています。

繊維質 ( 食物繊維 )もじゅうぶんに摂る

食物繊維 は、消化しにくい成分の総称です。腸の掃除役で、発ガン性物質など有害な物質を体外に排出したり、腸内の善玉菌を増やす効果などがあります。また便通が良くなるため、便が腸内にとどまる時間が短くなり、腸内にある発ガン物質の濃度を薄めるとされています。 食物繊維 は穀類、いも、豆、野菜、果物、海藻などに多く含まれています。

大腸ガンも防ぐことができる 食物繊維 この記事からもわかるように、 食物繊維 を多く摂って腸内をきれいにしておくことで、大腸ガンの発生を防ぎやすいのです。

特に海藻、野菜、きのこ類はエネルギー( カロリー ) が低い食品が多く、適切な体重を維持するためにも役立ちます。

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