アブラナ科の野菜にふくまれている抗ガン成分

ミネソタ医大の病理学科教授のワッテンパーグ医博は、1970年代のはじめからネズミはと二十日ネズミに少量のアブラナ科の野菜(キャベツ、ブロッコリー、芽キャベツ、カリフラー 、かぶなど)を与え、発ガン物質を注射して変化をみるという研究をつづけていました。

ガンが生じるかどうか、臓器に代謝の変化があらわれるかどうか、ガン化が阻止できるかどうかなどをみていました。

結果は非常に多くの例においてガン化を防ぐことができました。アブラナ科の野菜のふくんでいる何かが、ガンを阻止してくれているのです。

医博はアブラナ科の野菜がふくんでいるインドール類に注目してこれを単離し、発ガン物質を注射した動物に「オードプル」として与えてみました。

するとその効果は顕著にあらわれました。インドール類を与えなかったネズミ91% が乳ガンになったのに対して、与えたネズミのぽうは≡21%しか癌になりませんでした。

より少量のインドール類を長期間二十日ネズミに投与した別の実験では、インドールなしの群は100% 発ガンし、インドールを与えた群は41% の発ガンに止まりました。

ほぼこれと時を同じくして1970年代の半ばに、ニューヨーク州立大学のグラハム博士は、人を対象とする疫学研究を行っていました。

256人の白人男性の大腸ガン患者と、無作為に選んだ同年齢のガンをもっていない783人の患者の食事を調査しました。どのような食事の違いがガン患者と非ガン患者を分けているのかが研究の主眼だったのですが、19種類の野菜料理(コールスロー、キャベツ、トマト、レタス、キュウリ、人参、芽キャベツ、ブロッコリー、かぶ、カリフラワーをふくむ)をどれだけ頻繁に食べているかを調べたときに、両者のあいだの差異がはっきり現れたのです。

19種類の野菜料理のほとんどすべてを頻繁に食べている人の大腸ガンのリスクが最も低く、野菜を食べる度合いに応じて確実に発ガンのチャンスが減っていくことがわかったのです。

19種類の野菜のいずれかを1日に1回以上食べている人が大腸ガンになる率は、月に20回以下しか食べていない人の半分でした。

そこでグラハム博士とその共同研究者は、個別の野菜について調べてみることにしましたた。すると、キャベツやブロッコリーや芽キャベツなどのアブラナ科の野菜には、はっきりドーズ・レスポンス(より多くとると効果もより大きくなること) がみられました。

たとえば、週に1回キャベツ料理を食べている人の大腸ガンになる確率は、まったくキャベツを食べない人の3分の1に減るのです。これは、週に1回のキャベツ料理が大腸ガンのリスクを66% も低減させるということです。

それが2週に1回だと40% というふうに効果が薄れていきます。現在アメリカの国立癌研究所は、アブラナ科の野菜の研究に何百万ドルもの費用を投じており、助成金を出して研究者を求めています。

おそらく近いうちに、キャベツの仲間がもっている抗ガンのメカニズムが明白にされるはずです。しかし、その日を待ってもりもりキャベツを食べはじめるというのはむろん愚かである。幸いアブラナ科の野菜は最も日常的な野菜なのでどこの八百屋に行っても並んでいます。問題は家庭の主婦が、その摂取の頻度を高めるための料理のレパートリーを、どれだけ豊富にもっているかも大きな要因となるでしょう。

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