ガン予防の基礎知識」カテゴリーアーカイブ

ガンを予防するために知っておきたいこと 食材の情報。 ガン患者の多い時代にガンを寄せつけない体をつくるための食事、運動、生活習慣。

みかん風味モモ風味の味の水は添加物入りの清涼飲料水

がんの主な原因は普段の食生活が大きく関係しています。食べ物により体が酸性に傾き、細胞ががん化されてしまうのです。

なかでも食品に含まれている食品添加物は発がん性のものもあり、注意が必要です。私たちが日々口にする食品の中に多くの食品添加物が使用されています。

ミネラルウオーターは水だけですので、食品添加物は含まれておりません。しかしながら水と同じように飲んでいるであろう、果実などの風味をつけた水はミネラルウォーターではなく清涼飲料水です。

清涼飲料水には多くの食品添加物が使用されています。食品添加物で味を付けているといっても過言ではないのです。まずは人工甘味料です。アスパルテームやスタラロース、トレハロースといった合成甘味料は染色体異常などを起こす原因になるとされています。

とくにカロリーゼロ、カロリーオフと謳う商品には、こられが使用されていることもあるので、よく確認しましょう。ほかには、香料、酸化防止剤、酸味料、保存料、カラメル色素などが含まれていることがあります。商品パッケージには、使用されている食品添加物がすべてではありませんが明記されています(一部表示免除されているものもあります)。

もちろん、飲み物だけを気をつけるのでは意味がありません。日々食事をするときも食品添加物が使用されていないものをなるべく選ぶ必要もあります。活性酸素を除去する水を取り入れることも大切ではありますが、まずは、活性酸素を誘発させるような食生活をしないように努力することも健康には大切でしょう。

ガンの原因である活性酸素を除去する

増加している胃がん

胃は私たちの体の中で大切な働きをしていますが、胃がんにかかる人は年々増加傾向です。胃のしくみと働きをみていきましょう。

胃のしくみと働き

食べ物をよくかんで飲み込むと、食道を通って胃にたまります。食べ物を見たり、味わっていたりするときから、胃では胃液が分泌されて消化や吸収の準備を始めています。

胃液は胃酸(塩酸)、消化酵素(ペプシン)、粘液の3種類から構成されて、食べ物を撹拌しながら、消化・吸収しやすい形に変えていきます。

たとえば、胃酸は大変強い塩酸を主成分とし、食べ物を殺菌する働きを持っています。胃粘液は薄い膜をつくり、胃酸から粘膜を保護する機能をもっています。

糖質はブドウ糖、タンバク質はアミノ酸、脂肪はグリセリンと脂肪酸にまで分解され、小腸で吸収れます。しかし、一部の糖質、とくにアルコールなどは胃粘膜からも吸収されています。

胃のなかのものは、ぜん動運動によって、少しずつ十二指腸へ送られます。ぜん動運動とは、胃壁の筋肉(平滑筋)や支配神経、消化管ホルモンでコントロールされている収縮波が徐々に起こることで、胃から十二指腸へ内し容物は流れていきます。
このときの出口(幽門部)には、内容物が少しずつ十二指腸へ動いていくように括約筋が調節しています。

食物は十二指腸では質や胆汁など括約筋の働きを受けて、さらに小腸で吸収しやすいミクロン単位の形に分解されていきます。
胃が空っぽのときの大きさは、幅7 センチほどの、まるでしぼんだ風船のようですが、食べ物が入ってくると、かなり大きく膨らみます。

胃がんについて詳細はこちら。

 

大豆たんぱくとナットウキナーゼが 高血圧予防 に最適「 納豆 」

大豆のたんぱく質が高血圧に有効

大豆は「畑の肉」と称されるように、たんぱく質に富んだ健康食品です。大豆に含まれるたんぱく質は、肉や魚に比べると たんぱく価 ( たんぱく質の優劣をあらわす数値 )は劣るものの、体内利用率が高く、有効成分を効率よく摂取することができます。
しかも、大豆のたんぱく質には、体内にたまった余分なナトリウムを排泄する働きがあります。体内に取り込まれたたんぱく質はアミノ酸に分解されますが、このとき作り出される尿素が、過剰なナトリウムを尿と一緒に体外に排泄してくれるのです。また、大豆のたんぱく質は血管の弾力性を保つ働きがあることも明らかにされています。大豆のたんぱく質は、高血圧予防に大変有効なのです。

大豆→納豆でさらなる効果

このように、大変有効な大豆ですが、消化吸収があまりよくないことに加えて、調理に手間がかかるという難点があります。そこでおすすめしたいのが、大豆を蒸して発酵させた大豆加工食品の納豆です。納豆はそのままでも食べられる便利な食品ですから、毎日のおかずとして手軽に利用することができます。しかも加工されても大豆に含まれる有効成分が損なわれることがありません。それどころか、納豆に加工されることによって、大豆に含まれるビタミンB2の含有量がアップします。ビタミンB2は脂質や糖質の分解を促す働きのある栄養素で、コレステロールの増加を防いで動脈硬化を予防します。

ナットウキナーゼで血栓を予防

さらに特筆すべきは、発酵の際に使用する納豆菌が作り出す酵素=ナットウキナーゼの効果です。ナットウキナーゼには血栓を溶かす効果があり、脳卒中や心筋梗塞の予防に大変有効とされています。しかも、ナットウキナーゼは腸内の腐敗菌を抑えて腸の働きを活発にさせる作用もありますので、便通をよくして不要な脂質やコレステロールなどの排泄を促進してくれます。