早期発見のために 自覚症状で安易に判断せずに、定期的な検査でがんを早期発見する15項目

がん細胞は多くの場合、10年~20年という年月をかけて成長します。正常な細胞ががん細胞に変異していく過程のどこかで、その流れにストップをかけられれば、がんを発症する確率が低下するといわれています。

その意味では、がんの予防として大切になるのが、乱れた生活習慣や食事の内容を見直し、必要な対策を行うことです。そうすればがんを未然に予防できる可能性があるといえます。

また万一がんを発症していたとしても、発見した時期が早ければ早いはど、治療によってがんを克服できる確率は高くなります。
一般に、病気の兆候をつかむのに有用と思われているのが、職場で行われる簡易な健康診断や自治体の特定健診です。働いている人であれば、毎年決まった時期に職場の健康診断を受けて、「要精密検査」といわれない限り「よかった。健康に大きな問題はないようだ」と安心しているはずです。

しかし、集団を対象としたこうした健康診断は、「がんの早期発見」という点では、まったく不十分です。数ヶ月前に受けた職場の健診で「異常なし」といわれていた人に、当院での内視鏡検査で早期のがんが見つかることは決して珍しいことではありません。

集団健診ではなく、人間ドックで細かく調べていれば大丈夫かというと、残念ながら、必ずしもそうとはいい切れません。

人間ドックなどで行われるがん検診にも、実はさまざまな誤解が潜んでいます。中には、がんの検査といわれていながら早期がんの発見にはほとんど役に立たない検査も数多く見受けられます。

繰り返し述べてきたように、早期がんの段階では、発症していてもまず自覚症状はありません。「症状がないから」「健康診断で異常を指摘されなかったから」と、自分の健康を過信してしまうのは危険なことです。

それでは、がんを早期発見するためには、どういう検査をどのように活用すればいいのでしょうか。効果的な検査方法や検査を受けるべき適切な時期を紹介します。

ガンの早期発見のために!がん にならないための「定期的な検査」15項目

  1. 職場の簡易な健診だけでは不足
  2. 早期発見のために 胃バリウム検査の精度とリスクとの兼ね合い
  3. 便潜血検査で陰性だからといって100%安心しない
  4. 腫瘍マーカー採血や検診などの一般採血では早期がんは見つからない
  5. 最新のPET検査も がん検診には万能ではない
  6. 簡易なガン検診の本来の目的まで理解する
  7. 40歳を過ぎたら胃の内視鏡検査を受ける
  8. 40歳を過ぎたら大腸内検査も行う
  9. 40歳を過ぎたら喫煙者、これまでに喫煙していた人は「胸部CT検査」を受ける
  10. 20歳以上の女性は年に1度は「子宮頸がん」検査を行う
  11. 女性は30歳代に「乳ガン検査」を欠かさない
  12. 胃痛や胃の不快症状は要注意、胃がんが隠れているケースも
  13. 大腸ポリープの切除は大腸ガン予防に有効
  14. 肝臓ガン予防のためにも肝炎ウィルス検査
  15. 定期的な検査は誕生月に行うなど家族全員で決めておく
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